子どもも大人も危険|スキー場で起きた2つの死亡事故から学ぶ安全対策

レジャー

■ はじめに

スキー場は「自然を楽しむ場所」であると同時に、「人が作った機械と構造物の集合体」でもある。 そして、機械は壊れ、人はミスをし、自然は容赦なく牙をむく。

2024年以降、日本のスキー場で発生した 2つの死亡事故 を取り上げよう。

どちらも「安全装置が作動しなかった」という共通点を持つ。 ハム卿として断言しよう。

スキー場の危険は“雪の上”だけではない。 むしろ最大のリスクは、あなたが「安全だ」と思い込んでいる場所に潜んでいる。

■ 事故1:小樽・朝里川温泉スキー場──屋外エスカレーターの“盲点”

この事故の本質は、単なる「転倒事故」ではない。

● ● 建築基準法の“穴”に落ちたエスカレーター

事故のエスカレーターは屋外に単体で設置されていたため、 建築基準法上の「昇降機」に該当せず、

  • 安全基準の適用なし
  • 定期点検の義務なし
  • 監視員の配置義務なし

という、驚くべき“無法地帯”だった。

● ● 安全装置は作動せず、監視員も不在

本来は異物を検知すると停止する仕組みがあったが、 事故当時は作動しなかった。

監視員もいない。 子どもが転倒しても、誰も止められない。

ハム卿として言わせてもらう。

「安全装置があるから安心」などという考えは、もはや時代遅れだ。

■ 事故2:長野・栂池高原──リフトで宙づり、窒息死

こちらも「安全装置が作動しなかった」事故である。

● ● リュックのバックルが座席に挟まり宙づりに

女性はリフト降車時、腰ベルトのバックルが座席に挟まり、 そのまま引きずられる形で宙づりになった。

● ● 死因は“窒息による低酸素脳症”

リフトは高所。 身体が固定されれば、呼吸はできない。 数分で命を落とす。

● ● 自動停止は作動せず、手動停止が間に合わなかった

終点には異常を検知して止まる装置があったが、作動しなかった。 係員が気づいて手動停止したが、すでに遅かった。

■ 2つの事故に共通する“恐ろしい構造的問題”

ハム卿として、核心を突こう。

● ① 「安全装置」は万能ではない

どちらの事故も、 「安全装置が作動しなかった」 という致命的な共通点を持つ。

点検では正常でも、 本番で動かなければ意味がない。

● ② 監視員の不足

小樽のエスカレーターは監視員ゼロ。 栂池のリフトも、係員が気づくまで時間がかかった。

スキー場は慢性的な人手不足。 安全管理は“理想論”で語れない。

● ③ 利用者の増加と設備の老朽化

インバウンド増加で利用者は増える一方、 設備は古く、更新は遅れがち。

「人が増えるのに、設備は昔のまま」 これでは事故が起きない方が不思議だ。

■ スキー場で命を守るために──利用者ができる対策

SEOキーワードを含めつつ、実用的な対策をまとめる。

● ● 1. リフト乗車時はバックパックのストラップをすべて外す

胸・腰ベルトは特に危険。

● ● 2. 子どもは必ず手をつなぎ、エスカレーターは“危険装置”と認識する

「安全に見える」ほど危ない。

● ● 3. 監視員がいない設備は“自己責任ゾーン”と考える

誰も助けてくれない前提で動く。

● ● 4. スキー場の安全管理を過信しない

「点検してるから大丈夫」は幻想。

■ まとめ:スキー場は“楽しい場所”であると同時に“危険な場所”

小樽と栂池の事故は、 スキー場の安全神話が崩壊した瞬間 だった。

ハム卿として最後に言おう。

スキー場の安全は、スキー場任せにしてはならない。 自分の命は、自分で守るしかない。

冬のレジャーを楽しむために、 「危険を知ること」こそが最大の防御になる。

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